M3 まあ、だまって読みなさい
さてさて、ロックン・ロールに限らず 音楽をやるには楽器が必要だ。 古典的は物では アフリカの原住民の人達が使ってる 木や石を叩くってのもあるけど ここでは近代音楽って事で。 ギター、ベース、ドラム、サックス、キーボード、パーカス等 色んな楽器がこの世には存在している。 楽器を始める時、何を手にするかってのは やはり、自分の好きなミュージシャンの影響が大でしょう。 俺の場合は某ギタリストに憧れてギターを手にしたわけだ。 ギターって簡単に音が出せると思ってる人が多いみたいで 一時期の「ストリート・ミュージシャン」ブームの頃は やたらアコースティック・ギター(以下アコギ)が 売れまくったみたいだ。 しかし、ほとんどのチビッコ達は 手にしてすぐに挫折をしたみたい。 それは、なぜか? アコギは「鳴らない」 う〜ん、正しくは「きちんと鳴らない」 楽器屋で売っている時点で音は出る ただしそれは「ただ音が出ている」に過ぎない。 エレキ・ギター(以下エレキ)も同様に 最初は「鳴らない」 理屈はよく分からないけど アコギもエレキも弾き込まなければ良い音にならない。 だから、ギターを始めたばっかのチビッコ達が プロの様に「鳴らす」事が出来る訳がないし アコギは弦高も高いから、尚更「鳴らない」 アコギってぇのは、弦の振動をボディーで 増幅させて出すわけだ。 エレキは弦の振動をピックアップで拾うけど ボディーの振動も拾っている。 そうそう、アコギもエレキもボディーは木だ (最近は違うのもあるけど) だから当然、湿気は大敵。 アコギを持ってる人はやってみると分かると思うけど ギター・ケースの中にギター用の乾燥剤を入れてやると 一週間後には、それだけで「鳴り」が違う。 素人が聞いて分かるかは保証できんが。 何が言いたいか、ってえとだ とにかくギターは弾き込めって事。 全然「鳴らない」ギターでも 一日30分弾いて、それを一年続ければ 驚くほどとまではいかないけど ちゃんと「鳴る」様になるよ。 オススメ ローリング・ストーンズ『ベカーズ・バンケット』 |