戦争反対！

2003年３月２０日、ついにアメリカ、イギリス軍がイラクへの攻撃を開始しました。 私たちZIPANGU Stageは、この行為を含め、世界のあらゆる場所での、あらゆる軍事行動、武力行使に対し、反対の意を表します。 ワタシたちは演劇集団であって、なんら政治的、社会団体的側面を持たない集団ではあるワケですが、 それでも、今回の米軍を初めとする軍隊による、半ば一方的な「開戦」に対し、強い不快感を感じ、改めて、国際紛争を解決する手段としての、いかなる武力行為に対しても反対の意を明らかにしたいと考えています。 ここから先は、当劇団、主宰者である今石千秋の個人的見解になりますが、 何かを意思表示するのが非常に難しい時代……今はそういう時代だと思っています。意志表示をすれば、やれ「平和ボケ」だの「反政府集団」だののレッテルを貼られかねないですから。ただ単に反対しても意味はない……なんて言葉が聞こえてきそうではありますし。 でも、 それでも、ワタシは、ここに至って、「戦争反対！」と声高に叫ぶコトは意義のあるコトだと思います。 何か言わなければ、何も通じない。 言っても通じないコトは多いですけど、 願っても叶わないコトも多いですけど、 口にしなければ、 意を表さなければ、 可能性はゼロになります。 ワタシたちは無力な一市民ですが、 それでも、最低限、これだけは意思表示すべきだと考えます。 沈黙は承認。 ならばワタシは異を唱えます。 戦争反対！ 例えば、インターネットの全てのサイトにおいて、 「戦争反対！」の文字が躍動していたら、 もしかしたら、それは「ひとつの力」になり得るかもしれません。 （ネットはいささかキケンなメディアでもありますから、軽率なことは言えないのですが） でも、 「戦争反対！」 これだけの意志であれば、 誰が言っても差し支えない、 そんなメディアであって欲しいと願っています。 全世界の、 あらゆる人々（民間人、軍人問わず）が、 「戦争」という愚かな行為で命を落とすコトに、 心から反対の意を、ワタシは表します。 ZIPANGU Stage　主宰 今石千秋