『ジパングステージ』の舞台を観ると、
サッカー選手の中村俊輔を連想する。彼はただのひ弱な若者に見えるのに、ここぞという時に放つキックの無類の鋭さと正確さで観客を魅了する。目立たぬ小劇団とはいえ、『ジパングステージ』の笑いのキックも、スピードとシャープさでゴールを外さないのだ。
ただ俊輔が早くから注目されたのに反して、『ジパングステージ』のほうは、大塚という演劇界の片隅の街で地道に歩んできた。そのキックの魅力は知る人ぞ知るだ。いまは思いきりよく飛躍して、より広範囲な客の心のゴールネットを揺らす時期だろう。

竹内日出男(脚本家・元NHKドラマプロデューサー)



「うん、ある!ある!」 「え〜っ!ありえねえ〜!」
ZIPANGU Stageのシチュエーションコメディは、いつもそんなことの連続で楽しませてくれる。どこにでもありそうな題材、それでいて、ありえないくらいに偶然が重なって、あ〜あ…ってくらいに、とんでもないことになってしまう。でも、人生なんて考えてみれば、いつも偶然の繰り返し、それでいて、必然的に人と出会い、また、人生が転がっていく。そんなことを、つい、考えさせてくれるんだな、こいつらは。

園田央毅(NHK番組開発 ディレクター)



FC東京のある街と題したコンクールからZIPANGU Stageさんとのお付き合いが始まりました。前作の「チェイサー」もインキチ外国人にすっかりはまってしまいました。ZIPANGU Stageさんの公演を
「1年後も夢に出てくるお芝居」と名付けたいと思います。夢で見たい方は是非足をお運びください。

阿久根謙司(FC東京社長)



コメディなんだけど、終わってしばらくしてから胸がじーんとした。
作り手の熱を感じたのだと思う。感動にもいろいろあって、その場で涙が出るのもあれば、劇場を出てから胸が熱くなるのもある。僕は、あとでじんわりくるのがいいな。
村上晃一(ラグビージャーナリスト J SPORTS解説者)



コップに注がれたソーダ水の、口当たりはいいけれど、どこかデジタルな泡とはまるでちがう。
思い浮かぶのは、深い海の底から、右へ左へと揺れながら昇ってくる泡。
はじけた泡のなかから飛び出してくるのは笑いだけではなくて、
その飛沫が生み出す波紋はおどろくほど感情豊かで、
微笑、驚き、喜び、時に哀しみとなって、
幕が降りてなお、こころの水面に重なり合いながら広がっていく。
そんなジパングのコメディだから、どうしたってまた足を運びたくなってしまう。

時見宗和(作家・スポーツノンフィクションライター)



巧みなシチュエーションと展開! 今石の芝居観る方が脚本学校行くより安くて役立つ!!
だから困っちゃうのだ、オレとしては立場上。

扇澤延男(脚本家・日本脚本家連盟ライターズスクール講師)



とにかくココは同じ芝居を何回観てもおもしろいっていう、やっかいな劇団なんですよねぇ。笑いの完成度が、他とは比べものにならないくらい高いんですよ。しかも何とも言えず暖かい!この感じ、一度知っちゃうとクセになりますよ〜。

松井みどり(ナレーター・元フジテレビアナウンサー)


(順不同・敬称略)