ZIPANGU Stage vol.26 "Hinode police no world cup" |
2006’5/17(wed)〜21(sun) ZIPANGU Stage vol.26
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CAST 新田正継 滝沢久美 佐土原正紀 キム木村 西薗優 村上健司 宮本ゆるみ 杉岡愛子 はなたろう(粕谷大介改名) ・ 菊池敏弘 斉藤いさお 五十嵐雅史(ファルスシアター) 稲葉仁(シアターキューブリック) 木川聖子 STAFF 作・演出 今石千秋 演出補 井上史浩 舞台監督 カガミマイ 舞台美術 奥天芳明 /(有)オーズプロジェクト 照明 猿谷香織 /(有)SPC 音響 田島誠治 細倉彩 /SoundGimmick 宣伝美術/チラシ画 久原大河 小林哲也 小道具協力 松下由紀 衣装協力 菅野姉妹 当日運営 森千江子/イマジネイション 制作 ZIPANGU Stage制作部
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[ストーリー] 舞台は、日の出警察署『地井交番』前の街路。 ワールドカップ、ブラジル戦を控え、勤務中にもかかわらず、なんとかテレビを観ようとするお巡りさんが二人(キム木村、五十嵐雅史)。 厳格な交番班長(菊池敏弘)の目をかいくぐり、迷い猫の捜索を依頼するおばあちゃん(滝沢久美)を誤魔化しながら、試合開始を今か今かと待つ二人なのだが…… 、 そこに現れた刑事(稲葉仁)が、重大事件の発生を告げる。なんでも交番のすぐ隣のマンションで、今まさに、やくざがらみの大がかりな密輸品の取引が行われている模様。警官としての職務を全うするのか、それともテレビを見るのか……究極の葛藤の中、試合開始のホイッスルは鳴るのだった。 そこに現れた一人の女性(木川聖子)。 なにやらワケありげな彼女は、実は交番班長の一人娘。父に結婚を反対されていると嘆く彼女のお相手が、なんとヤクザの若親分(村上健司)だったから……さあ、大変。
98年の『日の出荘のW杯』から始まった、サッカー観戦コメディシリーズの第3弾。最新作の対戦相手は、シリーズ史上最強の敵、ブラジルです。 今回の舞台は交番で、主人公は勤務中のお巡りさん。究極のサッカーどころじゃないシチュエーションの中、それでも登場人物たちはなんとかサッカー観ようと、あの手この手を繰り出していくワケです。恋の行方に試合の行方……様々なファクターが複雑に絡み合いながらも、最後はなぜか全員で日本を応援してしまう。シリーズ史上、最高の盛り上がりを見せた、観戦シーンは圧巻でした。 振りかえれば、98年の萬スタジオBUCKUPシリーズ優勝を始めとして、なぜか劇団の節目節目の公演になっている、日の出シリーズ。今回も劇団レコードを更新するお客様に恵まれた、幸せな公演でした。次はいよいよ……あの、大きな小屋での公演となります。 |